2/28は 三年ほど前から時々ご一緒させてもらっている
踊り手でアーティストの東山佳永さんの
これまでの活動の軌跡と現在がつまった、
『とうやまかえ展』へ。
会場は、とても素晴らしい環境を創り保育をされている
small village(町田しぜんの国保育園)の旧園舎。
この日 お昼に、『空の上のパーティ』という
東山さん作のワークッショプで
音 を 描いて その動きが ダンスに なっていきます・・
旧園舎の暖かみのある部屋と 東山さんの展示が良い具合に融合していました。
WSに参加したこどもたち。
東山さんの作品は、 掴めそうで掴めない けど確かにある、
そんな ふわっとした軽やかで そっと近づかないと逃げてしまうような、
淡い記憶 うきうき わくわく 新しく芽吹くちいさなパワー
物、場、空気、時間の経過、繊細なこころの動き
ものごとの持つ 気 質感など、
大人になるにつれ、知らない間に忘れ去り失ってしまいそうな
そういったものにしっかりと焦点をあて、
たいせつに あたためて
みんなが見たり触れたり感じたりできるカタチにする。
そこには ただ、清々しく爽やかなだけではない、
苦みや痛さや悩んだ時間も ぐるっと一周して、
なにかあたらしい気づきや 美しい物に姿を変えるまで 昇華させるところまでの、
物事と妥協なく向き合う彼女の生き様もまるごと入っているのです。
そういった表現 にはとても共感を覚えますし、
やりきる力や姿勢にはいつも驚かされます。
とっても尊敬しています・・!
◇
◆
東山さんの作品は彼女そのものという感じで、
その源はきっと、物事をいとおしむ心から生まれているんだろうなぁ
ひと もの ばしょに 愛され、またそれを
作品やパフォーマンスという表現で 還していく
生きている時間そのものがアートなんだなぁとおもいます。
また観る人自身にもそのことを気づかせ感じさせてくれる、
そこが東山さんの素晴らしいところ・・
また、多くの美術作家や表現者を巻き込んで作品を生み出していくところも彼女の大きな魅力です。
今回の展示もなんと20名以上の作家さん、さらに音楽家が参加しています。
私も彼女と度々ご一緒できしあわせです。
一緒に空想したり考えたりワープしながら 今 しか生み出せないなにかを作り上げること とてもよい時間でした。
:夏掬い での陶器の絵本の1ページ:
彼女のこれまでの作品や活動の数々はHPの"WORKS"でご覧いただけますよ、ぜひ
東山佳永 web http://touyamakae.net/
私との共作「ほしのうた」のページもUPしてくれています。
http://touyamakae.net/pg431.html